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令和5年3月24日更新

修了式 挨拶 「夢が叶った瞬間は、誰かの夢が破れた瞬間かもしれない」
 この写真を見てください。
 これは、先日まで行われていたWBCの準決勝のメキシコ戦の試合後のワンシーンです。
 逆転サヨナラ勝ちした日本の選手たちが、負けたメキシコチームに対して、帽子を脱いで
お辞儀をしています。メキシコ戦だけでなく、決勝のアメリカ戦も含めて、どの試合の後も
日本代表はこうして相手チームにお辞儀をしていました。

 では、なぜ日本の選手の皆さんは、試合の後に相手チームにお辞儀をするのでしょうか?

 私は、社会の中で生きていく上で忘れてはいけない大切なことが、この日本代表の皆さんの
姿にあると思います。

 日本代表は、この大会で世界一になることを目指してきました。大谷選手やダルビッシュ選手も、この大会で世界一になることを夢見て、わざわざアメリカのメジャーリーグから帰ってきました。
そして、見事にメキシコやアメリカを破って優勝し、自分の夢を実現しました。
 しかし、それを夢見て頑張ってきたのは、日本チームだけではないですよね。
 相手のメキシコの選手だって、アメリカの選手だって、みんな同じように世界最高峰のこの大会で優勝することを目指してチーム一丸となって戦ってきたのです。
 つまり、日本が勝ったということは、実は、他の国の選手の皆さんの「夢」が破れたという
ことでもあるのです。
 そのことを忘れてはいけないと思います。
 もう一つ忘れてはいけないことがあります。
 
それは、日本が勝って夢を実現し歓喜に沸くことができたのは、同じ勝利という目標を目指
して真剣に戦ってくれた相手チームがいたからこそだということです。だって、相手がいなければ、そもそも試合はできないのですから。
 
 侍ジャパンの選手の皆さんは、お辞儀をすることによって、
世界一という目標に向けて自分たちと同じように努力してきた相手チームへの尊敬の気持ちと、
真剣に全力で自分たちと戦ってくれた相手チームへの感謝の気持ちを示したのだと思います。
 日本代表が多くの人から愛され、称賛され、祝福されるのは、ただ野球が強いからだけでは
なくて、そういうこともしっかりと理解し、態度や言葉で示せるからだと思います


 これから先、皆さんには自分の目標や夢を実現するために、一生懸命努力していって欲しい
と思います。それはとても尊く、自分の人生を充実させるためにはすごく大切なことです。
 しかし、同時に忘れてはいけないこと。それが、「自分の夢が実現した瞬間は、誰かの夢が
破れた瞬間かもしれない」ということ、そして、「ライバルがいるからこそ自分も努力し夢を実現する喜びを得られるのだ」ということだと思います。
 それを忘れて、自分たちが勝ちさえすればいい、自分たちが勝って喜べればそれでいいとなってしまっては、いくら勝っても、決して人から愛され、人から誇りと思ってもらえるようなチームや選手にはなれません。それは、とても寂しいことです。
 
 相手への「敬意」と「感謝」を忘れては、決していけません。
 それは、スポーツだけでなく、すべてのことで言えることだと思います。

 さて、今年度も今日で終わりです。
 ようやくコロナ禍を乗り切れそうなところまでやってきました。
 ここまで、みなさんは本当によく頑張ってくれました。
 このコロナ禍で改めて気づかされた、思いやりの大切さ、人と協力し支え合うことの大切さを
来年度も忘れず、自分だけ自分たちだけが楽しい岬中ではなく、みんなが楽しい岬中学校を
つくっていって欲しいと思います。



 




 

 




 

 






 

令和5年3月10日更新

 卒業式 式辞
 3年前の4月、皆さんは入学しました。
 本来なら、そこから皆さんのここでの新しい生活がスタートするはずでした。
 しかし、待ち受けていたのは、翌日からの二か月間に及ぶ臨時休校。
 満開の桜の中を帰っていく皆さんの後姿が、なんだか寂しそうに見えたことを今でも覚えています。
 学校が再開された後も、皆さんの中学校生活は、まさにコロナ禍と重なることとなりました。
自分ではどうすることもできない大きなうねりの中で、しかし、皆さんは本当によく耐え、よく頑張りました。
 そんな皆さんのことを、世の中は「可哀そう」と言います。確かにそのとおりです。これまでの中学生とは全く
違う3年間にさせてしまったことが本当に心苦しく、申し訳ない気持ちでいっぱいです

 
   でも、一方で、皆さんの中学校生活が本当に可哀そうなものだったのか、とも思います。
 皆さん自身はどう思っていますか?
 今、振り返ると、皆さんは、それほど軟で悲観的な皆さんではなかった。ピンチをチャンスに変え、
強くしなやかに、この3年の月日を生き抜き、見事な中学校生活を送った、私はそうも思っています。
 例えば、運動会。
 あの日、皆さんは間違いなく輝いていました。
 様々な制限の中でも、工夫し励まし合いながら競技と応援に取り組み、みんなで支え合って創り上げた運動会は、
本当に素晴らしいものでした。

 例えば、合唱コンクール。
 円陣を組み、一番になることを目標にステージに立った皆さんは、しかし決して一番になるために
歌っていたわけではありませんでした。心を合わせ、一生懸命思いを伝えようと歌った皆さんの歌声は、
聴く人の心に感動を届けました。
 確かに、いつの時も達の顔の半分はマスクで隠れていたけれど、でも、皆さんはきっと、これまでの
誰よりも 人の目を、瞳を見つめる皆さんでした。

 そして、様々な制限と制約の中だからこそ、誰よりも心のつながりを大切にし、仲間との一瞬一瞬を
大切にしてきた皆さんでした。
 これまで誰も経験したことのない厳しい状況を、心でつながりながら、たくましく乗り越えてきた皆さんは、
やはり「見事」というより他ない。私はそう思います。

 これから先、何年も何十年も、皆さんは、「コロナ禍で中学時代を過ごした人たち」と言われ続けるでしょう。
 でも、その時は、皆さんには胸を張って、こう言って欲しい。
「それでも私たちは、いつだって輝いていた。」
 
 さて、皆さんは、明日からそれぞれが選んだ道を歩き始めます。その道が本当に正解なのかどうか、
それは、あなたがその道を選んだ時に決まるわけではありません。あなたが、これからその道をどう
歩いていくか、で決まります。

 忘れてならないのは、皆さん一人ひとりが、自分の人生の中では、みな「主人公」だということ。
自分の人生の物語を創り上げていくのは、誰でもない、あなた自身です。
 もしかすると、その物語の途中で、あなたは躓くことがあるかもしれません。でも、心配はいりません。
なぜなら、皆さんには帰る場所があります。今、この時がそうであるように、振り向けばいつも、
あなたにはひとつの灯りが見えるはずです。その灯りは、これからあなたがどんなに遠くまで
歩いて行こうとも、小さくても温かく、遠くても明るく、あの岬の灯台のように、ずっとあ
なたを
照らしてくれているはずです。

    皆さんの描く物語が、壮大な物語であろうと、小さくささやかな物語であろうと、それは関係ありません。
「あなたが頑張っている」、その姿こそが、あなたを見守り続けてくれている人の喜びとなります。

 だから、あなたは、自分の人生を主人公として大切に精一杯生きていってください。
 
 最後になりましたが、保護者の皆様、本日は、誠におめでとうございます。
わたくしども、
人生の一番難しい時期の三年間、お子様をお預かりいたしました。時には、不行き届きの点も
あったかと存じます。
また、入学以来、なかなか自由にお子様の活動する姿を見ていただくことができず、
本当に申し訳ありませんでした。にもかかわらず、たくさんの御支援と御協力をいただいたことに、
職員を代表し、厚く御礼申し上げます。

 また、御来賓のいすみ市教育委員会教育長 赤羽良明様、いすみ市教育委員会教育長職務代理者
押塚尚様には、平素より生徒のためにご尽力賜っていますこと、また本日ご臨席いただきましたことに
心から御礼申し上げます。

 卒業生の皆さん、今、卒業証書を手にしたことで、皆さんは、もう二度と一緒にこの岬中学校で、
過ごすことはできなくなりました。しかし、いつまで経っても、皆さんがこの学び舎で同じ時を
過ごした仲間であることに変わりはありません。だから、明日からは思い出の中で支え合いましょう。
そして、離れてはいるけれど、一緒に進んでいきましょう。
 どんなことがあっても、皆さんには仲間がいます。帰る場所があります。いつだって見守ってくれている人がいます。
 そして、故郷の岬中学校もまた、いつだってここに立ち続けています。

 入学の日、寂しげな後姿で校門を出ていった皆さんが、3年の月日を経て、今日、たくましく希望に満ちた
後姿で同じ校門から旅立ちます。
 こんなに嬉しいことはありません。

 卒業生の皆さんの前途を祝し、式辞といたします。
















 

令和5年2月6日更新

【全校集会(2月)】
 早いもので、令和5年も、もう2月に入ってしまいました。
 3年生の皆さんは、時間の流れの早さに戸惑っているかもしれません。明後日は、公立高校の出願です。そして、2週
間後はいよいよ入試です。ここまで来たらジタバタしても始まりません。焦らず、最後まで自分のペースを崩さないで勉
強を続けること。生活のリズムを大切にして体調を万全に整えること。これに尽きます。みなさんの健闘を祈ります。
 
同時に、大切なことを一つ話します。それは、既に進路が決まっている皆さんにです。
 
先日、給食の終わり頃に、3年生のある教室に用があって行きました。その時、給食を食べ終わった一人の女子
生徒が、数学の問題集を開いて問題を解いていました。
 
自分の目標に向けて、時間を惜しんで頑張っている。そういう人が自分の周りにはまだたくさんいる。不安な気持
ちを抱えながら、それでも頑張っている人が、近くにいる。そのことを忘れないで欲しいと思います。
 
そして、そうやって頑張っている人のそばで、自分はどういう姿でいればいいのか?頑張っている人のために何ができるのか?それをしっかりと考えることが、既に進路の決まった皆さんが今、やるべき勉強だと思います。これは、大袈裟かもしれませんが、自分がどんな人間でありたいのかを考えることでもあります。
 
人を思いやる優しさをもつこと。協力し支え合うこと。これが、岬中の目標です。
 
みんなで励まし合いながら坂道を登って行ける皆さんであって欲しいと思います。
 
 
さて、話は変わりますが、最近、専門委員会の活動が活発になってきたなと感じています。
 
昇降口には、IRC委員会の皆さんが始めてくれた、「ライトアッププロジェクト」でつくった合言葉が掲示してあり
ます。IRC委員会の皆さんは、今、とても素晴らしい取組をしてくれていると思います。
『お互いを明るく照らし合う』。
 あなたの言葉で周りの人の心を明るく照らしましょう。言葉を、
人を傷つけるためでなく、人の心の傷をかばうために使いましょう。ぜひ、積極的にこのプロジェクトに参加して欲しいと思います。
 
また、先日は、学習・ICT委員会がプログラミング大会を開催してくれました。図書委員会も、毎回、色々なイベン
トで本の楽しさを伝えてくれています。その他の委員会の皆さんも、学校生活の様々なところで、全校生徒が過ごし
やすいようにいろいろな仕事をしてくれています。
 
このように、生徒の皆さんが自分たちの手で自分たちの学校をよりよくしていこうとしてくれていることは、とて
も素晴らしいし、皆さんが人として成長している証だと思います。
 
3学期も残り2か月を切りました。これから少しずつ温かくなっていくはずです。素敵な春を迎えられるように、
ラストスパートで頑張っていきましょう。
 

令和5年1月11日更新

【始業式(三学期)】
 皆さん、明けましておめでとうございます。
 新しい年が始まりました。今年も皆さん一人ひとりにとって、そして岬中学校にとってよい一年にできるように、
人を思いやる優しさをもつこと、協力し支え合うこと、そして岬の風のように爽やかであることを大切にして、頑張
っていきましょう。
 
さて、お正月の2日・3日。箱根駅伝が開催されました。観た人も多いと思います。
 箱根駅伝は、例年、約100万人の観衆が詰めかける、日本最大のスポーツイベントです。その箱根駅伝で今年、
見事優勝を飾ったのは駒澤大学でした。
 
実は、ゴール後の胴上げシーンの中に岬中学校の卒業生の姿がありました。
 
お名前は、並木大介さん。古沢小出身で、現在、駒澤大学年生です。並木さんは、選手ではありませんが、駒澤
大学駅伝部の主務という役職についています。
 
「主務」というのは、わかりやすく言うと、何人もいるマネージャーの中のリーダーという立場になります。マネ
ージャーというと選手のサポートをするというイメージですが、大学の部活のマネージャーはそれだけではなくて、
大会の選手登録や宿舎や交通手段の手配、練習計画の立案なども行う、表には出ないけれど大変責任が重い役職です。そのリーダーを並木さんは担っているわけです。
 
その並木さんが、実は1月6日に岬中に来てくださいました。
 
その際、並木さんにインタビューをして動画にとってありますので、今日はそれを皆さんに観てもらいたいと思
います。
 
並木さんのお話から、学べることはないか、気づけることはないか、そういう視点をもって観てください。

 
-箱根駅伝優勝おめでとうございます。主務として、優勝の瞬間を間近で見ていたと思いますが、あの時、どんなことを感じていましたか?-
 往路から接戦で、心の中でずっとヒヤヒヤしていました。いざゴールした瞬間は、とにかくホッとして、嬉しかったです。胴上げの瞬間は、この瞬間を記録しておきたいと思って動画を撮っていました。

-部員の皆さんは、普段、どんな生活を送っているのですか?一日の生活のだいたいの流れを教えていただけます
か?-

 まず、朝、5時40分くらいから7時くらいまで朝練習をします。本練習は、午前に大学の授業がある選手は、夕方4時または5
時からの練習に参加します。午後に授業のある者は、午前練習に参加します。

-大学のスポーツ部というと、一日中練習をしているというイメージがあるのですが、そういうわけではないのです
ね。-

 
はい。スポーツだけではなくて、あくまでも授業が第一優先です。勉強をおろそかにしないように指導されています。

-合宿もあると思いますが、その時はどれくらい練習するのですか?-
 一日、50~60㎞は走ります。選抜合宿は1週間から10日、夏休み中の合宿は1か月近く行います。夏は長野県の標高の高いところで、冬は暖かい白子町とかでやっています。白子合宿では、岬中学区でも走っています。睦沢から市野々のあたりを走ります。

-食事や睡眠、ケガをしないために工夫していることや気を付けていることはありますか?-
 食事については、監督の奥様が寮母さんとして作ってくださり管理してくれています。しっかり食べることが大事で、いっぱい食
べる人が栄養もいっぱい摂れるので結果を残している人が多いと思います。好き嫌いなくしっかり食べることが大事だと思います。
 睡眠については、午後10時消灯で、遅くとも10時半にはみんな寝静まっています。
 ケガ防止はとても重視されていて、ケガをすることは準備不足ということなので、ケガをしないように練習前や普段の生活で予防だったりストレッチだったり準備を心がけるというのは当たり前のようにやっています。仮に、ケガをしてしまったらケアや治療をしっかり行って少しでも復帰を早くできるようにしています。


-駒澤大学の駅伝部は、学業もおろそかにしないということを聞いたことがあるのですが、勉強面についての部員の
皆さんの取り組み方というのはどうなんですか?-

 大学は自分で授業を選べるので、友達や同期、先輩たちと同じ授業を取って、みんなで協力しながら勉強するというのが基本
になります。テストの前は、友達に聞いたり教え合ったりして取り組んでいます。


-箱根駅伝の前の部員の皆さんの雰囲気はどうだったんですか?-
 チームとしての意識が高かったので、ピリピリした雰囲気でした。その中でも、上級生たちが雰囲気を和ませようとする取り組
みをしてくれて下級生の緊張を和らげていました。

-主務の仕事というのは、具体的にどういうことをするのですか?-
 中学校の部活の顧問の先生がやっているような仕事を大学生になるとマネージャーがやります。具体的には、大会のエントリーや部費の管理、競技や練習のサポート、部員の生活面の管理など幅広くやっています。

-箱根駅伝の時は、運営管理車に乗っていらっしゃいましたが、中ではどんな仕事をしていたのですか?-
 走っている選手の様子を見たりしながら、前後のチームとのタイム差だったり、寮にいる待機組から送られてくるテレビの情報や、コースに配置されている計測係からの情報を監督に伝えたり、逆に、コースのスタッフに監督からの指示を伝えたり、監督とスタッフをつなぐ役目をしていました。

-並木さんは、どうしてマネージャーになろうと思ったのですか?そして、どうやって駒澤大学の駅伝部にマネージ
ャーとして入ったのですか?そのためにどんな努力をしましたか?-

 高校2年生で進路を決める時に、僕はずっと陸上をやってきて、大学から推薦も来たのですが、あまり強いチームではなかった
ので、そういうところで低い意識で選手としてやるよりは、ケガをしていたこともあり、選手ではなくマネージャーとして強いチームで日本一を目指したいなと思いました。

 駒澤大学には指定校推薦で入りましたが、高校の中の選考で指定校推薦を勝ち取らなければならないので、その枠に入れるように成績を上げることも含めて、できるだけのことはやりました。駒澤大学陸上部には、マネージャーとして入部できるように知り
合いを通じてつないでいただきました。


主務として、大変なことは何ですか?また、気を付けていることはありますか?-
 選手観察は一番意識しています。自分の目で周りを見ながら、その時の選手一人ひとりの状態を頭に入れて、落ち込んでいる
選手には声を掛たり、調子がいい選手にはケガをしないように、ささいなことでも声を掛けるようにしています。
 仕事が大変と思うかどうかは気持ち次第だと思っています。この仕事自体が大変なことはわかって(選んだ)ことなので、大変な
のが当たり前という気持ちでやっています。大変でも大変と思わないようにしています。


-主務としてのやりがいは何ですか?-
 やはり選手が結果を出した時が一番です。ゴールした瞬間、一緒に喜びを分かち合える、その瞬間が一番最高です。

-主務として、駒澤大学の箱根駅伝優勝に携わった、今の感想と今後の目標を教えてください。-
 率直にホッとしています。三大駅伝制覇がかかっている中だったのでプレッシャーもありましたが、その中でみんなよく戦ってくれていたと思います。でも、もう一度、来年度もチャンスがあると思うので、まだどこも達成していない2年連続三冠を目指して、早速、部は明日から再始動します。僕も、チームを支えていきたいと思います。

-最後に、岬中学校の後輩の生徒に一言お願いします。-

小中学生の頃は、よく「夢を見つけろ」と言われますが、自分も夢といってもなかなかすぐには出てこない人間でした。
 夢はもっていてももっていなくてもいいと思います。ただ、目標というのは絶対見つけて、小さい目標でも大きい目標でも、それをつくることで、それを軸にして自分が成長していけるというのを、自分は体験してきました。夢でなくても、ぜひ目標をつくって欲しいです。そして、目標をつくったら自分の中でとどめるのではなくて、それをみんなに発信していくといいと思います。それがモチベーションにもなります。
ぜひ自分の目標を語れる人になっていって欲しいなと思います。
 ただ、
夢や目標を実現するためには、準備が大切で必要だと思います。大八木監督から言われることは、準備もできていないの
にやると中途半端な人間になってしまうということです。



 並木さんのお話を聞いてどうでしたか?何か感じたことはありましたか。私は、色々なことを感じました。
 目標をもつことの大切さ。その実現のためには「準備」が必要で大切だということ。そして、目標への道は自分の
力で切り拓いていくものだということ。
 それから、
自分がやりたいことをやるなら大変なのは当たり前で、それを大変と思ったら何もできないということ。
 
中でも、私が一番、お話から感じたことは、「人を支える」ことにやりがいを感じられる、その素晴らしさです。
 
いつでも光を浴びるのは選手です。でも、必ずそこにはそれを「支える」人がいて、人に見えないところで一生懸
命働いている。そして、選手が喜んだり悲しんだりすれば、それを自分の喜びや悲しみとして感じる。
 
うちの駅伝チームの関東大会優勝や水泳チームの県大会優勝でもそうですが、物事の大小にかかわらず、何事にも
必ずそれを陰で支えている人がいます。
 
その「人を支える」ことの尊さと大切さをわかっているから、並木さんは主務という仕事にやりがいを感じている
のだと思います。
 
「人を支える」ことの尊さと「人に支えられている」ことの謙虚さを忘れないでいられる岬中でありたいと思いま
す。












 
 






 

令和4年10月21日更新

【文化発表会挨拶・講評】
 去年はコーラスフェスティバルでしたが、今年は、文化発表会として開催することができます。
まだまだ以前のような状況には戻っていませんが、吹奏楽部の発表や英語スピーチ、平和学習の発表もあります。
とても楽しみです。
発表してくれる皆さん、本当にありがとうございます。
 そして、クラスの皆さんで取り組んできた合唱。

今年は、コンクール形式となり、皆さんも熱が入ったことだと思います。
みんなで目標を共有して、協力し支え合うことは、岬中学校の目標の一つです。
今日までの取組の中で、そうした姿をたくさん目にすることができました。
「音程が合っていなくても、歌詞を間違えたとしても、『最後まで歌えた』という達成感があれば、
悔いはなくなると思う」、「みんなで楽しく満足できる合唱にしよう」。
教室や廊下に掲示されていた、皆さんの言葉です。
 皆さんは、確実に成長していると思います。

 最後に、3年生は、卒業まであと5カ月ほどとなりました。
学年やクラスの仲間みんなで心を合わせて何かに取り組む機会は、もうわずかしかありません。
今日は、この3年間分の仲間への思いを、歌をとおしてみんなに伝える気持ちで、是非歌ってほしいと思います。
 1・2年生の皆さんも、今日はこの大きなステージの上でみんなで歌えることを楽しんでください。


 
短い時間ですが、岬中みんなで、この舞台に爽やかな花を咲かせましょう。

【講評】
 皆さん、今日は素敵な発表の数々ありがとうございました。
 まず、吹奏楽部の皆さん。皆さんを見ていると、とても羨ましいと思います。
楽器で自分を表現できるって素晴らしいですね。今日の皆さんの姿を見て、
ここにいるたくさんの人がそう思ったと思います。今日のような、
聴いている人が楽しくなるような演奏をこれからも聞かせていってください。
 次に、平和学習の発表をしてくださった   さんと  さん。
2人は、夷隅市内の身近な戦争遺跡を回る貴重な体験をしました。私たちにとって、
戦争は遠い出来事のように感じます。しかし、私たちのこの故郷も紛れもなく77年前は
戦闘機の飛び交う戦場だったのです。そのことを決して忘れてはいけないと
感じさせてくれる発表だったと思います。

 英語スピーチの  さん。
   さんは、夏休みのうちから、スピーチの内容を考え、何度も添削し、
そして英文を覚え、発音の練習をし、ずっと努力を積み重ねてきました。
私はそれを知っています。
ここまでの努力は決して無駄になりません。
そして、きっと英語があなたの人生を豊かなものにしてくれると思います。
立派なスピーチをありがとうございました。

 そして、合唱コンクールです。
 最優秀に輝いた1年C組・2年C組・3年A組の皆さん、おめでとうございます。
短い期間でよくこれだけのコーラスを作り上げられたと思います。練習から、クラスで協力して、
いろいろな工夫や努力をしてきたのだと思います。見事でした。

 今日はコンクールですから、どうしても順位というものがつきます。
でも、本来、合唱は競争するために行うものではありません、と私が言うまでもなく、
とっくに皆さんは、そのことに気づいていると思っています。
 なぜなら、今日、皆さんは1番になることを目標に歌っていたかもしれませんが、
決して1番になるために歌っていたわけじゃないと思うからです。
 今日の皆さんのすべてのクラスの合唱が心に響く合唱になったのは、それが理由だと思います。

 皆さん一人ひとりが、「合唱することの本当の目的」を考えて、心を込め、心を合わせ、
一生懸命思いを伝えるために歌ったから、皆さんの合唱は、人を感動させることができたのだと思います。


 
今日、また一つ、皆さんは人として成長したのです。

 
最後になりますが、
今日のために、誰にも見えないところで一生懸命練習していたであろう指揮者と伴奏者の皆さん、
本当にありがとうございました。よく努力してくれました。

それから、実行委員会の皆さんも運営ありがとうございました。

美術部の皆さん、市川さん、素敵な背景画とスローガンをありがとうございました。

 そして、ご来場の保護者の皆さま、ありがとうございました。
 たくさんの人に支えられて今日の文化発表会は実現しました。そのことも忘れずに
感謝の気持ちを大切にしたいと思います。

 今日は、心豊かな一日となりました。



 

令和4年10月7日更新

【全校集会(前期終了)】
 皆さん、こんにちは。
 通知表を渡されたばかりで、今はそのことで頭が一杯かもしれませんが、
まず初めに、先週まで行われた新人戦についてお話します。
 この後、表彰がありますが、千葉県の新人大会で    くん、    くん、
    くん、    くんで構成した岬中水泳チームが見事、総合優勝をしました。
 個人でも50mバタフライで  くんが優勝、100m背泳ぎで   くんが2位、
50m自由形で    くんが4位、それから4人で泳いだメドレーリレーとフリーリレーも
2位に入賞しました。
 さらに、陸上競技の県大会でも、1500mで    さんが3位、     さんが
5位に入賞しました。
 県大会でも上位で活躍できるのは、それだけの努力をしているからだと思います。
本当におめでとうございました。

 郡市の新人大会でもたくさんの1・2年生の皆さんが一生懸命頑張っていました。
新チームになって最初の公式戦でとても緊張したと思います。
 確かに勝ち負けはありますが、大切なことはそこまでの取組がどうであったかということ、
そして、それをこれからどう生かしていくかということだと思います。
今回の経験をしっかり振り返り、ぜひ次に、そして他の色々なことにもつなげていって欲しいと思います。
 それは、新人戦だけでなく様々なことでも言えることです。
 文化部の皆さんや年生の皆さんにとっても、新人戦ではないけれど同じような場面はたくさんあると思います。
結果よりも過程、そして未来を見つめて進んでいって欲しいと思います。

 さて、次は通知表のお話です。
 先ほど、担任の先生から渡されたと思います。それを見て、喜んだ人もいるでしょう。
逆に落ち込んだ人もいるかもしれません。しかし、そもそも通知表は何のためにあるのでしょうか?
5の数を人と比べるためでしょうか?丸の数を数えて人と比べるためでしょうか?
 皆さんは、一人一人、もともと得意なことも違うし、性格も違う。
それは当たり前のことだし、違っていいわけですから、通知表の数字や丸の数を
他の人と比べたところで意味がありません。
だから、人と比べて、喜んだり悲しんだりする必要はないのです。

 では、何のために通知表はあるのでしょうか?
 通知表を見ると、自分は何が得意なのか、何が長所なのか、何が苦手で、
何が不足しているのかを客観的に知ることができます。それから、何の成績が伸びて、
何の成績が下がったのかも知ることができます。
 皆さんが、通知表を見て、必ずしなければならないのは通知表の結果が、良かったにしろ不本意なものだったにしろ、
どうしてそうだったのかという理由を、きちんと考えることです。
そして、良かったことはさらに伸ばしていくし、良くなかったことについては、改善策を考え実行していくことです。
 実は、皆さんが社会に出た時に重要になるのは、通知表の数字よりも、
そうした、自分で課題を見つけ、解決策を考えて実行していく力なのです。
だから、通知表は、皆さんが、次のステップに進むための目標や課題を自分で見つけ、
それを実現したり改善したりすることで自分の力を伸ばしていくための道具です。
人と比べるためのものではありません。

 そう考えると、先ほどの新人戦も同じだと思いませんか?

実は、新人戦も通知表も同じことです。
そこで手にした結果に一喜一憂して終わりではダメです。
新人戦や通知表を、それまでの自分を見つめ、これからの自分を伸ばしていく機会やチャンスにすること。
皆さんが社会に出た時に、本当に必要となる力を身に着けていくためには、そのことこそが大事だと思います。

 来週から、後期が始まります。皆さんの新たな健闘を祈っています。










 

令和4年9月2日更新

【始業式(二学期)】

皆さん、おはようございます。
 42日間の夏休みが終わりました。
 全校生徒292名。292通りの夏休みがあったと思います。
どうでしょう?この夏休みを自分の成長する時間にできましたか?
 
スポーツを頑張った人は、勝ったことで何を学びましたか、
負けたことで何に気づきましたか?
 勉強を頑張った人は、何ができるようになりましたか、何を
知ることができましたか?
 
遊びを頑張った人は、心をリフレッシュすることができまし
たか、友だちと楽しく過ごす方法が身につきましたか?
 趣味を頑張った人は、自分の世界を広げたり深めることがで
きましたか?
 もう一度、そういう視点で自分の夏休みを振り返ってみると、
この42日間で自分がどう成長できたか、改めて気づくことが
できるのではないでしょうか?
 さて、今日から2学期です。
 まず、皆さんがしなければならないことは、きちんと気持ちを
切り替えることです。
 年生の皆さん、この2学期は、皆さんにとっていよいよ正念
場となります。とはいっても、進路の問題を決して辛く苦しいも
のと考えないで欲しいです。
 人の生きる道は、人の数だけあります。人に迷惑を掛けなけ
れば、そして、人として恥ずかしいことがなければ、生き方に
正しいも悪いもありません。だから、自分がどんな進路に進む
かは、人と比べるようなことではありません。
 この2学期を、自分と向き合い、どうしたら自分らしく充実
して生きることができるか、どうしたら自分が納得した人生を
送ることができるか、それを考える時間にしてほしいと思いま
す。そして、そのために今やるべきことについて考え実行する
時間にして欲しいと思います。

「自分の道を自分の力で切り拓いていく」ことは楽しいこと
だと思います。どこまでやれるかチャレンジしてみる気持ちで、
目標に向け努力することの充実感を感じながら、この上り坂を
進んでいってほしいと思います。
 同時に、忘れないでほしいことは、この坂道を登っているの
は、自分一人だけではないということです。これまで、たくさ
んのことを皆さんは、仲間と協力し支えあいながら乗り越えて
きました。進路も同じです。みんなで励まし合い、支えあいな
がら、それぞれの道を切り拓いていってほしいと願っています。
 
次に、1・2年生の皆さん。
 皆さんは、これから3年生に代わって、学校の様々な場面で
中心となって活動していくことになります。その自覚をしっか
りともって欲しいと思います。
 その上で、「人を思いやる優しさをもつこと、協力し支え合
うこと、爽やかであること」を大切にして、2学期も勉強や部
活動、様々な行事や活動に積極的に取組んでいってください。
 
最後に、新型コロナウィルスに収束の気配がなく、厳しい状
況が続いています。しかし、できるだけ学校の活動は止めない
ようにしたいと思っています。
 2学期は、予定通り新人戦も実施されることになっています
し、合唱コンクールも行う予定です。皆さんにとって大切な学
校での時間をなくさないためには、これまで何度もお話しして
きたことですが、みんなで協力し支え合って感染対策をし、
拡大を防いでいくよりほかに方法はありません。
 いつもとおりの学校生活を送っていくためにも、コロナウィ
ルス感染症の拡大防止に協力をお願いします。

 


 

 

令和4年7月21日更新

【終業式(一学期)】
 「部活動壮行会ありがとう。大会頑張ってきます。」
廊下に貼り出してある、3年生の誰かが書いたお礼の言葉です。
シンプルですが、1・2年生への感謝と試合への決意が滲み出た、とても力強い言葉だと思います。
この言葉のとおり、総体では、たくさんの皆さんが、明るく爽やかに、全力で頑張る姿を見せてくれました。
 素晴らしい戦いぶりだったと思います。
 勝敗を越えた、「大切なもの」を皆さんは見つけたのではないかと思います。
それは、これからの人生の大切な財産に間違いなくなっていきます。
 特に、3年生は、入学以来ここまで、本当によく頑張りました。
同時に、ここまで頑張って来れたのは、たくさんの人に支えられたからでもあります。
そのことを忘れないで欲しいと思います。
 人は、人として成長すればするほど謙虚になるものです。
それは、自分がたくさんの人に支えられて生きているということに気が付くからです。
だから、威張ることは恥ずかしいことなのです。
 もう一度言います。人は、人として成長すればするほど謙虚に、そして優しくなるものです。

 ほとんどの3年生は、この夏で部活動を引退することになります。
でも、引退してからこそが、その人が部活動で何を学んできたのか、それが問われることになります。
2年以上にわたって取り組んできた部活動で学んだことを、本当に生かすのは、これからです。
そのことも忘れないでください。
 
 3年生引退後、部活動を引き継ぐことになる1・2年生の皆さん。
皆さんも、自分の誇りに思えるような、そんな部をみんなで協力してつくっていって欲しい、そう思います。
そして、一年後、皆さんも「ありがとう。大会頑張ってきます。」と
胸を張って力強く言えるようになっていって欲しいと思います。

 さて、今日で1学期が終わります。
 人を思いやる優しさをもつこと
 協力し支え合うこと
 岬の風のように爽やかであること

 これが、私たち岬中の目標です。
 この1学期の間、教室で、部活動で、運動会や修学旅行、それから校外学習、壮行会、
たくさんの場面で、皆さんのこの3つの姿を見ることができました。

 皆さんは、確実に一歩ずつ、人として成長しています。

この目標は、明日からも変わりません。夏休みであっても、どこにいても、
 人を思いやり、
 人と協力し支え合い、
 岬の風のように爽やかであることを大切にして過ごして欲しいと思います。
 
 では、健康と安全に十分気をつけて、充実した夏休みを過ごして下さい。


 

令和4年7月4日更新

【全校集会(7月)】(バレー部の皆さんから教わったこと)
 先日、勝浦市近隣バレーボール大会があって、岬中バレー部が見事、優勝しました。
  
今日は、そのお話をします。
  と言っても、「優勝」して立派だ!という話ではありません。
  勿論、優勝したことはとてもすごいことで、よく頑張りました。

だけど、私がバレー部の皆さんが立派だったと思うのは、
優勝したこと以上に、部員の皆さんの試合での姿です。
  
実は、バレー部は、3年生にケガや体調の悪い人が出てしまって、
ベストメンバーが組めない厳しい状態でした。
その3年生に代わって出たのは、1年生と2年生。
しかも、セッターとセンターという重要なポジションを任されることになりました。
  
みんな、不安だったと思います。
とりわけ、代わりに出た下級生の二人は、3年生の足を引っ張ったらどうしようと、
泣きたいくらいの気持ちだったんじゃないかと思います。
  
案の定、1試合目の第1セットは、そうした不安がプレーに表れて、落としてしまいました。
  
でも、バレー部の皆さんは、そのまま消極的な姿で終わることはありませんでした。
  
代わりに入った下級生が少しでもプレーしやすいように、3年生がひっきりなしに優しく声を掛け、
ポジションが分からない時は教えてあげ、時には肩をたたき、ミスが出ても常に励まし続けていました。
見ていると、下級生が、1セットごと、1試合ごとに、ミスを怖がらず思い切ってプレーし、
上手になっていくのが、手に取るようにわかりました。
  
それから、全員が本当によく声を出していました。コートに立っている人もベンチの人も応援席の人も、
全員が自分もプレーしている気持ちになって、ポイントを取ればみんなで喜び、
ミスが出ればみんなで励まし、本当に試合によく集中していました。
 
だから、試合途中、誰が選手交代で出たとしても力を出しやすい雰囲気になっていました。
決勝戦の大切なところで出たピンチサーバーの選手は、それまでサーブミスが目立っていたのに、
最後の大事なところでも怖がらず、見事なサービスエースを決めていました。
 
楽な試合は1つもありませんでしたが、ミスが出ても誰かがそれをカバーし、
誰かがミスをすれば今度は自分がそれをカバーする。
助け合い、支え合って戦う姿は、本当に立派だったし、かっこよかったと思います。
 
 
私たち一人ひとりは、みんな違います。
性格も、体の大きさも、得意なことも、苦手なことも、みんな違います。
でも、その違いを理解し、認め合いながら、みんなで助け合い、支え合って、
よりよいチーム、よりよい集団、よりよい学校、よりよい社会をつくっていくことが大切なんだなと、
バレー部の皆さんの姿に改めて気づかせてもらいました。

 
春の大会や運動会、修学旅行や校外学習、それから中間テストに向けた学習と、
岬中学校の様々な場面で、そうした支え合いの輪が広がっている気がします。
そのことがとても素晴らしいと思います。

 
1学期も残りわずか。
 
これからも、協力し、支え合いながら、みんなで頑張っていきましょう。

 

令和4年6月1日更新

【全校集会(6月)】『行事のこと、勉強のこと』
 今日は、2つお話しをします。
 
1つ目は、先週、各学年とも校外での活動がありました。
 
1年生は飯盒炊爨、2年生はウォークラリー、そして、3年生が修学旅行です。
 
この3つの活動には共通点があります。
 それは、今言ったように、校外での活動であるということ。
 そして、もう一つ。さて、何でしょう?
 
それは、みんなで協力して目標を達成する活動だということです。
 
1年生は自分たちの力でカレーをつくるという目標、2年生は自分たちの力でルートをたどりゴールするという目標、そして、3年生は自分たちで楽しい修学旅行をつくるという目標。それぞれの目標を達成するためには、みんなで力を合わせる必要があったと思います。
 つまり、今回の3つの活動の目的は、どれも「みんなで協力し、支え合うことの大切さ」を学ぶということでした。そのためには、「自分の役割をしっかり果たすこと」「ルールを守ること」「人を思いやること」が大切ということに気づくということでした。

 
実は、これは、この前、大成功した「運動会」の目的と同じです。
 
みなさんは、毎日、学校という場所に来ます。それはなぜだと思いますか?
 私は、その大きな理由のひとつは、「自分以外の人と活動する時に大切なことは何なのか」を学ぶためだと思います。そして、「みんなで心をひとつにして、目標に向け力を合わせることの素晴らしさ」に気づくためだと思います。
 人間は一人では生きていけません。だからこそ、何かをする時には、「自分がどうしたいのか」ということと同時に、集団の一員として、難しく言うと社会の一員として、「どうすることがいいのか」、「どうすればみんなのためになるのか」ということも考えて、判断し行動できるように、こうした行事をとおして、なっていって欲しいと思います。
 
 
さて、2つ目のお話です。
 
今日から6月です。4月から行事がたくさん続き、なかなか落ち着いて勉強をすることができませんでした。しかし、先週で行事も一段落しました。
 
この6月は、ずばり勉強にしっかり取り組む月です。16日には、中間テストも控えています。あと、約2週間です。
 
授業に集中することは勿論のこと、休み時間や休日、家に帰ってからなど、時間を有効に使って、しっかりとテストに向けて準備を進めましょう。
 勉強が苦手、テストは嫌という人もいると思います。でも、それは自分を人と比べようとするからではないですか?
 
勉強を、テストの出来を人と比べる必要はありません。
 
自分の知らなかったことを知る、わからなかったことが少しでもわかるようになる。それが大事だし、そのことの楽しさや喜びを知ることはもっと大事です。
 
勉強は、自分の人生を豊かなものにしてくれるのです。
 
私も勉強は嫌いでしたが、そのことに気づいてからは、「勉強は楽しい」と思うようになりました。
 そして、さらに一つ付け加えるなら、勉強もみんなで励まし合いながら、あるいは教え合いながら、支え合い力を合わせて取組めたら、なお一層「楽しいもの」になると思います。

 

令和4年4月28日更新

【全校集会(4月)】
 新年度が始まって1ヵ月が経ちました。1年生の皆さんは少しは中学校生活に慣れましたか?ちょうど疲れが溜まって来たところだと思いますので、週末からのゴールデンウィークは心と体をリフレッシュさせてください。
 
2・3年生の皆さんも、この1ヵ月は、色々と忙しかったと思います。入学式の準備や生徒総会、テストもありました。上級生になると、責任も重くなります。この1ヵ月、体力的にも精神的にも結構大変だったなと思える人は、上級生としての責任をしっかりと果たしながら学校生活を過ごせた人です。そして、誰かの役に立つことができた人です。だから、そういう自分に自信と誇りをもって欲しいと思います。
 さて、2つお話をします。
 
1つ目は、運動部の春季大会が始まりました。
 
どの部も一生懸命に試合に臨んでいて、人が頑張る姿というのは、とても尊いものだと思いました。
 中でも、印象に残ったのは、野球部です。部員同士、よく声を掛け合っていました。キャプテンを中心に、全員が気持ちを一つにして試合に集中していることが見ていてよくわかりました。それから、みんなでよくカバーし合っていました。ピンチの連続でしたが、全員で必死に守り、エラーが出ても、それを他の選手がよくカバーしてピンチを凌いでいました。負けてはしまいましたが、試合が終わった瞬間、自然と拍手を贈りたくなるような、そんなひたむきですがすがしい戦いぶりでした。岬中学校が目指す、爽やかな風のような姿を見ることができて感激しました。
 
3年生の部活動生活も、残り少なくなってきました。3年生には、充実した部活動生活を送って欲しいと思います。
 
2つ目は、運動会についてです。
 
来月の13日に運動会があります。運動会は、毎年盛り上がりますが、今年も全校生徒にとって素晴らしい運動会にして欲しいと思います。そのためには、3年生の果たす役割がとても大きいと思います。
 
去年も一昨年も、先輩たちは、最上級生だからと言って自分たちが目立てればいい、自分たちが楽しければいいというような態度が全くありませんでした。みんなが楽しく運動会に参加できるように、練習の時から下級生の面倒をとてもよく見てくれていました。応援合戦や競技も仲間と協力しながら、みんなで助け合って取り組んでいました。
 
是非、今年の3年生も、自分だけ自分たちだけではなくて、全校のみんなが楽しい運動会になるように、そのことを心掛けて取組んで欲しいと思います。
 
部活動も運動会も、それから感染予防も、みんなで協力し支え合うことが、なによりも大切なことです。
 
 
明日からゴールデンウィークが始まります。
 交通事故とコロナ感染に十分気を付け、連休明けから、また充実した毎日が送れるようにしましょう。

 

令和4年4月7日更新

【令和4年度入学式 式辞
 新入生の皆さん、御入学おめでとうございます。みなさんの入学を岬中学校教職員、在校生一同、心からお待ちしていました。
 岬中学校の名前は、言うまでもなく「太東岬」に由来しています。
 ここにいる殆どの皆さんが、あの白い灯台の立つ岬の丘に立ったことがあると思います。今、目を閉じて、あの岬の高台から見える大海原を思い出してみてください。
行ったことのない人は、目の前に青く広い海が広がる光景を想像してみてください。
 そして、吹き渡る春の風を感じてみてください。
 これから皆さんは、その風と共に目の前の大海原に漕ぎ出して行くことになります。
 不安と緊張があるのは当たり前です。
 でも、心配することはありません。なぜなら、あなたの隣には一緒に漕ぎ出すたくさんの仲間がいます。
大きな波に飲まれそうになった時は、励まし助けてくれる先生方もいます。遠くの水平線には、手を振りながら「こっちだよ!」と進む先を教えてくれる先輩方がいます。
 そして、あなたが漕ぎ出した岬の丘では、お家の方がずっとあなたを見守り続けてくれています。
だから、安心して、自分の力で大海原進んで行くことの楽しさと新しい世界への好奇心を大切にしてください。

 さて、今、私は「自分の力で進んで行くことの楽しさと新しい世界への好奇心」と言いました。
 皆さんは今日から『中学生』です。ですから、今まで以上に自分のことは自分の力でするようにしましょう。
そして、自分の夢や目標を見つけるために、目の前の一日に全力投球しましょう。もし夢が見つかったら、その実現のために、何が大切かを考え、努力していきましょう。
 そうやって自分のできることが増えていくこと、知らないことを知る、わからないことがわかるようになることを思い切り楽しみましょう。
 もし途中で疲れたら、その時は休めばいいのです。
 
 保護者の皆様に申し上げます。
 本日は、お子様の御入学、誠におめでとうございます。
制服に身を包み、立派に成長されたお子様をご覧になり、お喜びの気持ちでいっぱいのことと存じます。
 これからの三年間は、お子様にとって、人生の中で、もっとも難しく、もっとも不安定な時期であります。また、人生の岐路となることもあります。
お子様の人としての成長と未来の幸せのために、御家庭や地域と連携・協働しながら、充実した教育活動を進めて参る所存です。
三十七名の教職員が、お子様一人一人の成長のために精一杯努力させていただきます。どうか温かい御支援・御理解と、特段のお力添えを頂きますよう、お願い申し上げます。

 さあ、入学生の皆さん、いよいよ出航の時です。
コロナの波は収まりませんが、それでも私たち岬中学校が目指すのは、
人を思いやる優しさをもち、
みんなで協力し支え合い、
あの岬の風のように爽やかでいること、です。

 勉強も部活動もたくさんの行事も、それから毎日の生活も、ここにいる皆で切り拓いていきます。
お互いの気持ちを大切にしながら、協力し支え合って、皆にとって過ごしやすい、そんな爽やかな岬中学校をつくっていきましょう。
 皆さんの、この3年間の航海が、充実し、人生にとってかけがえのない時間となるよう我々教職員もしっかりサポートしていきます。
 皆さんの新たな船出をお祝いし、式辞といたします。

 
 

 

令和4年4月7日更新

【令和4年度始業式挨拶】
新2・3年生の皆さん、おはようございます。
先日、あるお寺のご住職さんと話をする機会がありました。今、世界で戦争が起きている、そういう話をしている時に、お坊さんからこういうことを言われました。
「みんなが自分のことだけでなく、人の気持ちや立場を考えて行動すれば、世の中の争いごとの殆どは起こらなくて済む。それは、戦争のような大きな争い事でも、人と人の間の揉め事やいじめでも同じ。」
そのとおりだなと思いました。
「人の気持ちや立場を考える」、思いやりや優しさとはそう言うことです。
3月の全校集会で、人間は絶対に一人では生きていけない、集団や社会の中で、お互いに支え合いながらでしか生きていけない生き物であるという話をしました。
だから、「集団の一員、社会の一員としてどうすることがいいのか」という視点で考えることが大切という話をしたとも思います。これも
「思いやりや優しさ」ということです。

岬中学校の目標は昨年度と同じ3つです。
人を思いやる優しさをもつこと
協力し支え合うこと
そして、岬の風のように爽やかであること
みんながお互いの気持ちや立場を考えながら、協力し支え合っていける岬中学校であれば、みんなにとって過ごしやすいはずです。
そういう爽やかな岬中学校をこの一年間、皆さんと先生方でつくりあげていきたいと思います。

最後に一つ、
この後、新しいクラスや担任の先生が発表されます。自分の思い通りではないこともあるかもしれませんが、でも、さっきの3つの目標を大切にした態度や行動を皆さんに期待します。
「植えられたところで咲きなさい」
人生は、思い通りになることの方が少ないものです。そこで、どれだけ頑張れるか。それが大事です。


 

令和4年3月18日更新

【登下校用の靴に関わる規定の見直しについて】 
 生徒会を中心に学校で着用する靴について、考えてくれました。

 こうして、自分たちの生活に関わることを自分たちで考えていくということは、とても大切なことです。
「いつもそうだから」「みんなそうしてるから」「そう決まっているから」と自分で何も考えずに、ただ流されて自分の行動を決めるのではなく、
自分で何が正しいか考え、判断し、行動していくことが、自分が充実した人生を送る上でも、また、社会をよりよく変えていくためにも大切なことです。
 ただ、その時に忘れてはならない大切なことがあります。
 それは、自分が「集団の中の一員であるという視点」をもつということです。
 人間は、ひとりでは生きていけません。
 
人が2人以上集まると、それを集団と言います。別の言い方をすると「社会」と言います。皆さんは、家族と言う集団(社会)の一員であり、学校という集団(社会)の一員でもあり、日本さらには世界という集団(社会)の一員でもあります。
 人間は、必ず社会と関わりながら生きていくのです。
 だから、「集団の一員としてどうすることがいいのか」という視点で考えることが大切になってくるのです。この視点をもたずに、自分はこうしたいから、自分はこれが好きだから、自分はこれがいいから、という考えだけで判断し、行動したら、それはただの自分中心になりかねません。
 
何かを判断する時には、「自分がどうしたいのか」ということと同時に、「集団(社会)の中で自分がどうすることがいいのか」、「どうすればみんなのためになるのか」ということも考える必要があります。

 さて、靴の規定についてですが、今までの学校のきまりでは、「白の運動靴」となっていました。

 このことについて、生徒会総務の皆さんが、全校生徒の意見を聞いた上で、改正案を提出してくれました。生徒会の皆さんは賢いなと思ったのは、改正案を考える時に、「色」だけではなく、それ以外のこともちゃんと考えて案をつくってくれたことです。
・「運動靴であること」。体育の授業でも履くわけですからもっともです。
・「下駄箱に入ること」。これももっともです。
・「アクセサリーは×」。安全や学校という場で履くという節度を考えればこれも必要な視点かもしれないですね。
・「盗難の可能性がある」。あまり高価なものであったりすると、その恐れが出てきますね。
・「靴の履き方(紐をしっかりと結ぶ)」。これも安全や身だしなみを考えた意見ですね。
・「体育の授業や愛校作業で使用することを考えること」。清掃や作業の時も履きますからね。それを考えて選ぶことは必要ですね。
 
こうしてみると、学校で使う靴で重要なことは、「体育や作業でも履ける運動靴であること」「下駄箱に入る大きさであること」「安全であること」「節度があること」と考えている人が多いということがわかります。
 これは、全て重要な視点が入っていますし合理的な考え方だと思います。
 したがって、基本的にこの改正案の考え方を生かし、言葉を少し整理して、次のようなきまりに改正することとします。

<登下校用の靴について>
〇安全でかつ体育の授業や作業に適した運動靴とする。
=留意事項=
・下駄箱に入ること
・極端なデザインのものは避けること
色の指定は特に設けません。また、部活動で使う靴は各部活動の指示に従ってください。上履きは、今、履いているもののままとします。
 
 今後買い替える時は、この規定の範囲で、「自分がどうしたいのかということ」と同時に、学校という集団の一員として「自分がどうすることがいいのか」ということも考え、家の人と相談して判断してください。
 なお、この決まりは、来年度から施行することとします。
 それから、今履いている白い靴を買い替えなければいけないということではありません。今の靴が傷んで履けなくなるまで履くというのは、まさに正しい判断だと思います。

 

令和4年3月11日更新

【令和3年度卒業証書授与式 式辞
 今年もコロナ禍での卒業式となりました。
 
岬中全員で皆さんを送り出せないことがとても残念で、申し訳なく思います。
 
この2年間、皆さんは本当に色々なことを我慢してきました。それを思うと、胸が痛みます。
 
ただ、救われるのは、皆さんがいつも明るさを失わず、むしろ感謝の気持ちをもって、毎日を過ごしてくれたことです。
 
思い返すと、私は、皆さんから、たくさんの「ありがとうございます」の言葉を聞いた気がします。
 応援の声が響いた雨上がりのグラウンドで、
 汗と涙の光る蝉時雨の試合会場で、
 笑顔がはじけた高原の湖で、
 コーラスの響く夕暮れのホールで、
 そして、いつもの教室で。
 
皆さんは、どんな時も「ありがとうございます」という言葉を忘れませんでした。
 
当たり前のことを当たり前と思わず、今、できることに喜びを感じ、素直に感謝の言葉を言える皆さんは、とても立派でした。
 
たくさんの誰かを守るために、たくさんの我慢をし、それでも笑顔を忘れないでいてくれた皆さんに、私も言いたいと思います。
 
本当にありがとうございました。

 
さて、卒業に際し、皆さんに、餞のお話をさせていただきます。
 
それは、北京オリンピックでの2人の日本選手のことです。
 
ひとりは、スキージャンプの髙梨沙羅選手。
 
4位に終わり
涙を流した個人戦から2日後、混合団体で再びメダルに挑んだ髙梨選手が見せたのは103mの大ジャンプでした。しかし、直後に、彼女はスーツの規定違反で失格を告げられてしまいます。
 もう一人は、スピードスケートの高木菜那選手。
 
連覇を目指して臨んだ女子団体パシュートの決勝戦。わずかにリードして迎えた最終カーブ、金メダルまであと60mという所で、高木選手はバランスを崩し、転倒してしまいます。
 
この4年間、彼女たちは想像を絶するほどの努力を積み重ねてきたに違いありません。それが、一瞬にして崩れ落ちた時、二人は暗い絶望の闇に突き落とされた思いだったでしょう。
 
 今日、希望に満ち、ここを巣立っていく皆さん。でも、これだけは言っておかなければなりません。
 
これから生きていく中で、必ず皆さんにも、辛く苦しい時がやってきます。それは、一生懸命生きていればいるほど ぶつかる困難であり、深く暗い闇の底に感じるはずです。
 しかし、一方で、これもまた言えることです。
 
私たちには、暗闇だからこそ見えるものがあるということ。暗闇だからこそ聞こえる声があるということ。
 
あなたが、もしこれからの人生で暗闇に落ちてしまったら、心を鎮めて周りを見渡して下さい。いつもあなたのことを気にかけ、寄り添い、支え、ここまで育ててくれた人が、静かに見守ってくれていることに気づくはずです。
 
そして、そっと耳を澄ませてみてください。いつもあなたの味方になり、励まし、時には叱ってくれた人の優しい声が、きっと聞こえてくるはずです。
 
あなたは、決してひとりではありません。どんな暗い闇の中でも、決してひとりではないのです。
 
だから、心配せず、どんな時も絶望せず、「自分の人生」を精一杯生きて欲しい。それが、あなたを大切に思う人に支え見守られ生きている、皆さん一人ひとりが果たすべき責任です。

 
髙梨選手と高木選手には、もう一つの忘れられないシーンがあります。
 
1回目の飛躍が失格になった後、髙梨選手は泣き腫らした顔のまま2回目に臨み、98m50㎝の見事なジャンプを見せました。
 
転倒し、フェンスに激突した高木選手は、痛みに耐えて立ち上がると、再びゴールを目指しました。
 
心に傷を負いながら、それでも二人は最後まで精一杯自分の責任を果たそうとしたのです。

 
最後になりましたが、保護者の皆様、本日は、誠におめでとうございます。
 
わたくしども、人生の一番難しい時期の三年間、お子様をお預かりいたしました。時には、不行き届きの点も多々あったかと存じます。
 
また、この二年間は、お子様の姿を見ていただく機会が減り、本当に申し訳ありませんでした。
 
同時に、たくさんの御支援と御協力をいただいたことに、職員を代表し、厚く御礼申し上げます。
 
 
卒業生の皆さん、今日でお別れですね。寂しくなります。
 だけど、皆さんにとって大切なのは未来です。前を向いて、これからの人生を思う存分生きていってください。

 
そう、あの岬の風のように強く優しく、そして爽やかに。
 
 皆さんの輝かしい前途を祝し、式辞と致します。
 

 
 

令和4年3月1日更新

【全校集会(3月)】チャレンジしているうちは失敗はない』
 3年生の皆さん、高校入試、お疲れさまでした。
 今は、ほっと一息ついているところだと思います。
 ここまで、ずっと大きなプレッシャーを感じながらの生活だったと思います。
 よく頑張りました。
 結果が出るまで、まだ緊張と不安は続くと思いますが、とりあえず今は、ゆっくり心を休めて欲しいと思います。
 1・2年生の皆さんも、昇降口に励ましのメッセージを書いて応援してくれました。
 こうして、全校みんなで頑張っている人を励まし支え合えることができるのが、岬中の素晴らしいところだと思います。
 まさに、爽やかな岬の風のようです。
 また、1・2年生は、「3年生を送る会」の準備も頑張ってくれています3年生にこれまでの感謝の気持ちを伝えるために、コロナ禍でも少しでも楽しんでもらえるように、工夫を凝らしながら準備に取り組んでくれています。
 3年生は、1・2年生のその気持ちを大切に感じながら、この1週間を過ごして欲しいと思います。

 さて、先日、北京オリンピックが閉幕しました。
 数々の胸を打つシーンがありましたが、皆さんはどのシーンが一番心に残っていますか?
 私は、スキージャンプの男女混合団体とスピードスケート女子団体パシュートですね。
 でも、その話はまた今度ということにして、今日は、見事銀メダルを獲得したカーリング女子の日本チームについて、私が思ったことをお話ししたいと思います。
 カーリング女子日本代表といったら、やっぱりあの『ナイスウ―』という掛け声です。
 どんなに苦しい状況であっても、4人のメンバーは常に明るく笑顔で前向きな言葉を掛け合い、励まし合っていました。
 決勝までの道程は逆転勝ちの連続で、苦しい試合が続きました。
 きっと心の中は、不安な気持ちや泣き出したいくらいの緊張でいっぱいだったと思います。
 それでも彼女たちは試合が終わる瞬間まで、明るく笑顔で、楽しんでカーリングという競技に向き合い続けました
 その爽やかな強さは、私たち岬中学校がめざすものでもあります。
 
 チームでスキップという、勝敗を決める重要な役割を担ったのが藤澤五月選手です。
好きな言葉は、
『世の中に失敗はない。チャレンジしているうちは失敗はない。諦めた時が失敗である。』
だそうです。
 藤澤選手はオリンピックという世界最高峰の舞台の極限の緊張感の中で、この言葉をきっと思い浮かべていたのではないでしょうか?
『チャレンジしているうちは失敗はない。』
 だから、この一投を恐れる必要はない。
 うまくいかなかったら次に生かせばいいだけのこと。怖がらず、明るく笑顔で最後までこの試合を楽しもう。
『諦めた時が失敗である。』
 だから、最後の最後まで諦めない。
 自分の力を精一杯とにかく最後まで出し切ろう。

 この前向きさが、彼女たちをあんなに爽やかに、そして強くさせていたのではないでしょうか?
 
 カーリング女子日本代表は、「ロコ・ソラーレ」という、北海道の北見市常呂町という人口4000人ほどの小さな町のチームです。
『チャレンジしているうちは失敗はない。』
 小さな町のチームのこの前向きな決意が、日本中に、いや世界中に爽やかな風を吹かせました。
『チャレンジしているうちは失敗はない。』
 私たちも胸に刻みたい言葉です。
 

令和3年12月23日更新

【2学期終業式『あるニュースから ~私たちの生活はいつも誰かに支えられている~
  みなさん、おはようございます。
 先週、こんなニュースがありました。
   大阪で浄水場から地下30m、横に900m堀り進んだ直径1mの穴の中で、水道管を設置する工事をしている最中に事故があり、作業をしていた男性が取り残されてしまうというものでした。
  
幸いにもこの方は、47時間後に無事救出されましたが、このニュースに、私は色々なことを考えさせられました。
   まず、地下30mで水道管の工事をしているということ。
  
30mと言ったら10階建て位のビルの高さですから、皆さんの足元から、ビル10階分の深さの直径1mの穴を掘って、そこから今度は横に900m、900mというと太東小学校くらいまでの距離になりますが、そこまで掘り進んだところで水道管を設置する作業をしていたということになります。
  
私は、そんな地下の深い所で、しかもわずか直径1mの穴の中で水道管を設置する仕事をしている人がいるなんて、今まで、全く想像したことすらありませんでした。
   水は、私たちの生活になくてはならないものです。それを届けるために、私たちの知らないところで、しかも、そんな厳しい条件の中で働いてくれている人がいるということ、その事実に、なんとも言えない感謝と、今まで知らないでいたことに申し訳ない気持になりました。同時に、そういう人の存在も忘れて、毎日、水をじゃぶじゃぶ使っている自分の能天気さが恥ずかしくなりました。
  
もうひとつ思ったことがあります。
  
この方を救った人たちのことです。地下深くの狭い穴の中を、いつ土砂が崩れるか、水が浸水してくるかもしれない危険と恐怖の中で、人の命を救うために働いた人たち。「誰かの命を救いたい」、その一心で最善の策を考え、準備をし、そして命を救った。もう、頭が下がるとしか言いようがありません。
  
   水道管の工事の方も、救助にあたった方たちも、普段、私たちの目にふれることはありません。でも、こうして私たちが気づかないところで誰かのために働いている人たちによって、私たちの便利な暮らしや安全な毎日が支えられているということに、このニュースによって改めて気づかされました。
 
だから、私たちは、「便利だな」とか「安心だな」とか、「楽しいな」とか「嬉しいな」とか、「あったかいな」とか、あるいは「よかったな」とか思う時は、同時に、自分の知らないところで誰かがそれを支えてくれているんだ、ということも考えなければいけないんだなと思います。学校での生活でも同じです。修学旅行でも運動会でも、部活動でも、見えないところで誰かに支えられていることを忘れてはいけないと思います。

 
能天気に自分のことしか考えずに生きていることは、やっぱり恥ずかしいことなのです。
 
 そして、いつか皆さんも誰かを支えられる人になって欲しいと思います。自分が支えられているように、自分も誰かを支えられる人になって欲しいと思います。

 
 
今日で2学期も終わります。今年ももう残りわずかです。
 
この一年、自分がどうであったかを振り返り、来年もまた一歩、人として成長できるように頑張りましょう。

 よいお年を。


  
  
 

 

令和3年11月26日「コーラスフェスティバル」での挨拶と講評

【コーラスフェスティバル】 開会の挨拶
 
今日、2年ぶりに皆さんの合唱がこのホールに響くことになります。少しずつですが、コロナ禍を乗りこえてここまで来られたことを感じられるのは嬉しいことです。
 
 今日はコンクールではないので、順位はつきません。でも、本来、合唱は競争するために行うものではありませんね。
 
今回、コンクールという形をとらなかったことで、逆に「合唱することの本当の意味」について、見つめ直すことができたのではないかと思います。
 では、何のためにみんなでコーラスを響かせるのか?「合唱することの本当の意味」って何なのか?
 
その答えは、皆さん一人ひとりの心の中にあります。
 
今日のこの舞台の上で、皆さん一人ひとりがその答えに辿り着けたらいいなと思っています。

 さて、
3年生は、卒業まであと4カ月を切りました。学年やクラスの仲間みんなで心を合わせて何かに取り組む機会は、もうわずかしかありません。今日は、この3年間分の仲間への思いを、歌をとおしてみんなに伝える気持ちで、是非歌ってほしいと思います。
 1・2年生の皆さんは、この舞台での合唱は初めてですね。この大きなステージの上でみんなで歌えることをぜひ楽しんで欲しいと思います。
 短い時間ですが、岬中みんなで、このステージに爽やかな風を吹かせましょう。

【コーラスフェスティバル】講評
 
開会のあいさつの中で、私は、今日、このステージの上で皆さんが合唱することの本当の意味を見つけられたらいいな、という話をしました。
 今、歌い終わって、皆さんの心の中に何か見つかったものはあるでしょうか?
 私は、歌は心を伝えるものだと思っています。上手下手ではなく、心に響く歌ってありますよね。それは、その人の思いがメロディや歌詞に乗って伝わってくるからでしょう。
 人間は、感動なしに心豊かに生きてはいけません。だから、歌や合唱は人の生活に無くてはならないものなのだと思います。
 
 そういう意味で、今日の皆さんの合唱は心に響く、人を感動させる力のある合唱だったと思います。それは、皆さん一人ひとりが心を込めて、一生懸命思いを伝えるために歌ったからだと思います。
 この前、お話しした「挨拶」のことと同じように、皆さんの一生懸命な歌声にも人の心を変える力があります。そのことに改めて気づかされました。今日の発表会はやっぱりやってよかったと思っています。
 是非、これからも競争であろうがなかろうが、みんなで心を合わせて一生懸命取り組むことに喜びを感じられる皆さんであってほしいと思います。そして、これからも誰かの心を感動させられる皆さんであって欲しいと思います。
 
 最後になりますが、今日の合唱のために、誰にも見えないところで一生懸命練習していたであろう指揮者と伴奏者の皆さん、本当にありがとうございました。よく努力してくれました
 それから、実行委員会の皆さんも運営ありがとうございました。たくさんの人に支えられて今日のコーラスフェスティバルは実現しました。そのことも忘れずに感謝の気持ちを大切にしたいと思います。
 今日は、みなさん、感動をありがとうございました

 
 


 
 

令和3年11月1日 全校集会での話

【全校集会⑤】一通の手紙からわかること ~『挨拶』の力~  
      久しぶりに全校の皆さんが集まって、こうして集会ができますね。
    全国的に感染者数もだいぶ減少してきました。まだ、油断は全然できませんが、3年生が修学旅行に行ってきたように、できることから通常に近い活動に戻していきたいと思います。ただし、感染症対策は引き続きしっかり行っていかなければならないことは、よく分かっていると思いますので、よろしくお願いします。

   さて、クラスや学年で、すでにお話しされたと思いますが、先日、地域の方から、一通の手紙が届きました。
 
   東京から引っ越してきたご夫婦からのようですが、皆さんへのお礼の手紙です。
   この方は、東京から引っ越してきたけれど、知らない土地だし、お店は少ないし、電車は1時間に1本で病院に通うのは不便だし、「ああ引っ越してくるんじゃなかった」と後悔して、暗い気持ちで毎日を過ごしていました。ところが、ある日の出来事を境に、それが張り合いのある嬉しい毎日に変わったというんですね。
    ちょっと読んでみます。
   「岬郵便局近くで、前方から縦一列で自転車で下校してくる何人かの女子中学生さんに会いました。口々に明るく大きな声で『こんにちは』と言いながら通り過ぎて行きました。最近では、1011日午後330分頃、岬ふれあい会館前で、緑のジャージでヘルメット着帽の自転車下校中の一人の女子学生さんに会いました。その女子学生さんも年寄りの私たち二人に、『こんにちは』とはっきりした声で。心弾ませ、私どもは『気をつけて』『さようなら』とお礼を返しました。
    自主的に挨拶のできる子どもさん方に感心させられます。
   挨拶とは、こんなにも大きな大きなエネルギーで、相手の心を揺さぶり、元気・張り合い・楽しさ・嬉しさ・生き甲斐をもたらせてくれる、と恥ずかしながらこの年で感知できました。元気で、可愛い子どもさんたちの温かい心を支えに前向きに生活してまいります。」

    大げさではなく、皆さんのする挨拶が、このお二人の、暗い気分でいた毎日を明るく嬉しい毎日に変えたんですね。「こんなところに引っ越してくるんじゃなかった」と思っていた気持ちを、皆さんの挨拶が、「ここに引っ越してきてよかった」と思えるように変えたんです。
    自分では気づいていないだろうけれど、皆さん一人ひとりの挨拶には、こうして人の心を変えるだけの力があるんですね。
    
    むかし、社会科の授業で、観光で地域の活性化に取り組んでいる、ある旅館の女将さんにお話をしてもらったことがあります。「地域を活性化するために私たちにできることはなんですか?」と生徒が質問したら、その方は、間髪を入れず「町で明るく挨拶してくれることです」と答えていました。「皆さんが町で明るく挨拶してくれれば、すれ違った人も挨拶を返してくれる。こうして挨拶の輪が広がれば、観光客の人にも『この町はいい街だな』と思ってもらえて、またこの町に来てもらえる。挨拶なんてささいなことと思っているかもしれないけど、街にとってはとても大きな力になる」、そうおっしゃってました。
    挨拶は、どれも短い言葉だけれど、人の心も町だって変える大きな力があるんですね。

   手紙の最後には、こう書かれています。
   「子どもさん方に心からのお礼を。」

    挨拶をすることで誰かに喜んでもらえて、さらに感謝までしてもらえて。
    挨拶をするって、いいことづくめです。

  
 

令和3年10月8日 全校集会での話

【全校集会④】 『通知表は何のため?』
 今日は前期が終了する日ですので、私から少しお話をさせていただきます。
 先日、「スケアードストレイトによる交通安全教室」を実施しました。あの日以来、皆さんは、交通安全にこれまで以上に、気をつけるようになったでしょうか?
 スタントマンの皆さんが、体を張って交通事故を再現してくれましたが、本当に自分がああいう目に遭ったらどうなってしまうだろう?ということを、もう一度よく想像してみてください。
 事故に遭ってからでは遅いのです。ヘルメットをきちんとしていなかったために、頭を打って取り返しのつかない大けがを負ってしまった。後から、「ああ、ちゃんとあご紐をしておけば」といくら後悔しても遅いのです。
 そして、もう一点。スケアードストレイトの中で、司会の方が話していたある大切なことも忘れてはいけません。それは、自転車は「車両」だということです。皆さんは、自転車と言う軽車両の運転手なのです。自動車を運転する人と同じように、運転手としての責任があります。だから、自転車の運転手として加害者になることだってあります。その点からも、「ちゃんと交通ルールを守っておけばよかった」と後から後悔することがないようにしなければなりません。
 くれぐれも自転車の乗り方には気をつけて欲しいと思います。
 
 さて、この後、皆さん一人一人に通知表が渡されます。それを見て、喜ぶ人もいるでしょう。逆に落ち込む人もいるかもしれません。しかし、そもそも通知表は何のためにあるのでしょうか?
 評定の数値を人と比べるためでしょうか?丸の数を数えて人と比べるためでしょうか?
 皆さんは、一人一人、もともと得意なことも違うし、性格も違う。それは当たり前のことだし、違っていいわけですから、通知表の数字や丸の数を、他の人と比べたところで意味がありません。だから、人と比べて、喜んだり悲しんだりする必要はないのです。
 では、何のために通知表はあるのでしょうか?
 通知表を見ると、自分は何が得意なのか、何が長所なのか、何が苦手で、何が不足しているのかを客観的に知ることができます。それから、何の成績が伸びて、何の成績が下がったのかも知ることができます。皆さんが、通知表を見て、必ずしなければならないのは通知表の結果が、良かったにしろ不本意なものだったにしろ、どうしてそうだったのかという理由を、きちんと考えることです。そして、良かったことはさらに伸ばしていくし、良くなかったことについては、改善策を考え実行していくことです。
 実は、皆さんが社会に出た時に重要になるのは、通知表の数字よりも、そうした、自分で課題を見つけ、解決策を考えて実行していく力なのです。
 通知表は、皆さんが、次のステップに進むための目標や課題を自分で見つけ、それを実現したり改善したりすることで自分の力を伸ばしていくための道具です。人と比べるためのものではありません。
 
 来週から、後期が始まります。
 3年生は、いよいよ進路に向けて、本気モードに入る時です。同時に、修学旅行や合唱といった行事も控えています。残り少なくなっていく中学校生活を、学習面からも生活面からも充実させていく大切な時期に入っていきます。
 仲間とのつながりを大切にしながら、お互いに思いやりながら、一日一日を大切にしていって欲しいと思います。
 1・2年生も、これから忙しくなります。運動部の人は、延期されていた新人戦がやってきます。文化部の人も、文化発表会はなくなりましたが、作品展は行います。作品づくりや共同制作に是非励んでください。それから、生徒会選挙も近づいてきます。3年生に代わって、次の時代の岬中をつくる中心となってもらわねばなりません。
 1・2年生も、3年生にとっても、今日は、新しいステージに入るためのけじめの日です。
 来週からの、皆さんの新たな健闘を祈っています。
 


 

令和3年9月1日 始業式での挨拶

【始業式 挨拶】 『支え合い、この困難を乗り越えよう』
 皆さん、おはようございます。
 40日間の夏休みはどうでしたか?部活も途中から中止になり、2年生の校外学習も延期になるなど、学校の活動も大きな制約を受けることになってしまいました。お家でも気分が晴れるようなことがなかなかできず、どこかもやもやした気分の毎日を過ごしていた人も多いのではないでしょうか。
 そんな毎日の中で、オリンピック・パラリンピックには、胸を躍らされた人は多いのではないでしょうか?
 たくさんの感動的で素晴らしい場面がありましたが、私が見ていて思ったのは、人間の可能性ってすごいなということです。努力を積み重ねることで、人間ってこんなことまでできるようになるんだと、人間のもつ可能性の大きさをあらためて感じました。
 そして、同時に思ったことは、それを支える人の存在です。陽が当たるのは選手ですが、そこには必ずそれを支える誰かがいます。
 家族、仲間、コーチや監督、選手をサポートする様々なスタッフ。あるいは、大会を運営するたくさんの役員やボランティア。
 さらには、こういうかたちで選手を支える人たちもいます。選手が使う様々な道具や器具を製作する職人さんたちです。(シューズ職人さん・義肢装具士・競技用車いすを製作する職人さんの画像)
 人は、様々な方法で支え合うことができるのだなと思いました。
 自分なりのかたちで人を支え、人の力になる、そのことに喜びと誇りを感じて生きている方々の存在とその生き方には、学ぶことが多い気がします。

 さて、今日から2学期が始まりました。コロナ禍は収束する気配がなく、私たちは今、とても厳しい状況の中にいます。しかし、それでも私たちは、乗り越えて行かなければなりません。
 これまで何度もお話ししてきたことですが、このコロナ禍という困難に打ち克つには、みんなで、協力し支え合うよりほかに方法はありません。
 人を思いやる優しさをもつこと
 協力し支え合うこと
その気持ちを大切にして、コロナウィルス感染症の拡大防止に協力してください。そして、3年生は、これから迎える進路の決定という大きな壁を、みんなで支え合いながら乗り越えて行って欲しいと思います。
 3年生に代わり、学校の様々な場面で中心となって活動していくことになる1・2年生の皆さんには、これからも「人を思いやる優しさをもち、協力し支え合うこと」を大切にして、様々な行事や活動に取組んでいって欲しいです。
 そして、コロナ禍の中であっても、私たち岬中学校は、岬の風のように爽やかな学校であり続けましょう。


 
 
 

令和3年7月20日 終業式での挨拶

【終業式 挨拶】 『皆さんは、確実に一歩ずつ成長している』
 皆さん、おはようございます。
   先日、行われた郡市総合体育大会には、多くの皆さんが参加しました。大変お疲れさまでした。
      私も、いくつか試合会場を回って応援させてもらいましたが、どの部の皆さんも本当に一生懸命、大会に臨んでいて、とても感動しました。
    真剣な眼差しで試合に臨む選手の皆さん、それを一生懸命応援している皆さん、選手の世話や道具の準備、練習の手伝いに汗を流していた皆さん。
    どの会場でも、部員全員が、同じ目標に向けて、自分の役割を一生懸命果たそうとしている姿に、胸が熱くなりました。チームと言うのは、試合に出る選手と、それを支える人と、色んな人が力を合わせているからこそ成り立っているんだなと、改めて強く感じました。
   協力し支え合うことの尊さに、気づかせてくれた皆さんは、本当に素晴らしかったです。
   だから、皆さんには、自分のチームと、ここまで一緒に過ごしてきたチームメイトを誇りに思ってほしいと思います。
   
   3年生の皆さんは、ほとんどの人がこの夏で、部活動を引退することになります。でも、実は、引退してからこそが、自分が部活動で何を学んできたのか、それが問われることになるのです。2年以上にわたって取り組んできた部活動で学んだことを、本当に生かすのはこれからです。そのことを忘れないでください。
   そして、3年生引退後、チームを引き継ぐことになる1・2年生の皆さん。皆さんも、自分の誇りに思えるような、そんなチームをみんなで協力してつくっていって欲しい、そう思います。


   さて、今日で1学期が終わります。

   人を思いやる優しさをもつこと、
   協力し支え合うこと、
 岬の風のように爽やかであること
 
 これが、私たち岬中の目標です。この1学期間、教室で、部活動で、運動会や壮行会で、たくさんの場面で、皆さんのこの3つの姿を見ることができました。
 
 皆さんは、確実に一歩ずつ、人として成長しています。
 
 この目標は、明日からも変わりません。夏休みであっても、どこにいても、
 人を思いやり、
   人と協力し支え合い、
   岬の風のように爽やかであることを大切にして過ごして欲しいと思います。

   では、十分安全に気をつけて、そして、感染対策をしっかりして、充実した夏休みを過ごして下さい。

    


   
 

令和3年7月8日 部活動壮行会での話

【部活動壮行会での話】 『エールを贈る』        和3年7月8日

 

 いよいよ最後の夏がやってきましたね。

 去年は、総体も県のコンクールも軒並み中止になってしまいましたから、2年ぶりの開催ということになります。

 皆さんには、去年の3年生の分まで、悔いのないように頑張って欲しいと思います。
 

 今日は、これから1・2年生の皆さんが、最後の大会やコンクールに臨む皆さんを応援するために、色々な工夫をしてエールを贈ってくれます。だから、この壮行会は、1・2年生から皆さんへの優しさと思いやりで行われるものです。その気持ちを受け止めて、今週末からの総体やコンクールに臨んで欲しいと思います。

 そして、私からも皆さんにエールの言葉を3つ贈りたいと思います。

 1つ目は、「勝つと思えば負ける。負けると思えばなお負ける。」
 じゃあ、何と思えばいいの?

 思うことはただ一つ、「最後の最後まで自分の力を出し切る。」そのことだけ思って臨めばいいのです。
 
 2つ目は、「心は熱く、頭は冷たく」。
 
気持ちは熱く燃やして、でも頭は冷静に。落ち着いて、しっかり作戦を立ててということ。
 
 そして、最後3つ目は、「岬の風のように爽やかに」。

 試合やコンクールは勝てばいいってものじゃないですね。そもそも試合もコンクールも相手となるチームや人がいるからできる。大会やコンクールを開いてくれる人がいるからできる。だから、試合やコンクール会場では、感謝の気持ちを態度で示さなければいけません。そのためには、明るく、謙虚に、正々堂々とすることが大切です。
 皆さんが、「岬の風のように」爽やかなチームであってくれることを望みます。
 それが、「岬魂」です。
 

 

 

 

 

 


 

 

令和3年7月5日 全校集会での話

【全校集会 ③】 『あるコンビニの貼り紙から ~大人になるってどういうこと?~ 』    令和3年7月5日
                             
 

あるコンビニの店長さんがつくった1枚の貼り紙を見て、私たちも、もう一度自分を振り返ってみないといけないなと思ったので、今日はそのお話をします。

 
 あるコンビニの店長さんがつくった貼り紙というのはこれです。

 貼り紙には、コンビニの駐車場に置き去られたごみの写真と一緒に、ひらがなで書かれた、「いつか大人になるちびっ子たちへ」という題の店長さんのメッセージが書かれています。

 そのメッセージを読んでみますね。

 

 いつかおとなになるちびっ子たちへ

こんなところにゴミをすてちゃうひとがいるんだよ。

しんじられないかもしれないけど、くるまをうんてんしてきて、ちゅうしゃじょうにゴミだけすてていったんだよ。

これはとてもはずかしいことだからまねしないでね。

このひとたちはおとなになれなかったんだよ。  

                    おみせのおじちゃんより
                         (grape編集部  

  
 最後の、「
このひとたちはおとなになれなかったんだよ。」の一文が、胸に突き刺さります。

 

みなさんもあと数年すれば、法律的には成人(おとな)となります。さて、皆さんはの言葉をどう受け止めますか?

 

 年齢を重ねれば、身体も大きくなり、誰だって大人になれます。大人になるのには、資格も免許もいらないのです。

 では、「大人になる」とはどういうことなのでしょうか?年齢や身体の大きさの問題なのでしょうか。みなさんにはそこをぜひ考えてもらいたいと思います。

 もう一度言います。「大人になる」とはどういうことなのでしょうか?

 

 小さな子どもは、自分の気に入らないことがあったり、自分の思い通りにならないことがあると、すぐ泣きますね。皆さんも、お店で欲しいものを買ってもらえなくて大きな声で泣いている小さな子どもを見たことがあるでしょう。

でも、その子が泣くのは、まだ幼くて、自分のことしか考えられないからです。

だけど、人は年齢が経つにつれ、だんだんそういうことをしなくなります。なぜなら、それは、少しずつ周りのことや相手の気持ちを考えることができるようになるからです。

周りのことや相手の気持ちを考えて行動することを「思いやり」とか「優しさ」といいます。「マナー」という言い方もするものもあります。

そして、周りのことや相手の気持ちを考えて行動できるようになっていくことを「人として成長する」といいます。つまり、周囲への「思いやり」とか「優しさ」をたくさんもてるようになることこそ、「人として成長」し、本当の意味で「大人になっていく」ということなのだと思います。

 

 さっきのコンビニの駐車場にゴミを捨てていった人たちの行動は、何の事情があったのかわかりませんが、残念ながら、ゴミを片づける人のことを思いやった行動とはいえない。次にその場所に車を停めようとする人のことを思いやった行動ともいえない。ゴミを片づける人や次に車を停めようとする人の気持ちよりも、自分が面倒臭くないことの方が大切という、まさに自分のことしか考えられない、お店でぐずる小さな子どもと心の成長レベルは同じではないでしょうか。

だから、先ほどの店長さんは、「おとなになれなかった」人と表現したのでしょう。

 

 岬中学校の目標の一つは、「人を思いやる優しさをもつこと」です。

 今日の話を、もう一度、自分を振り返ってみる機会としてくれると嬉しいです。

 

 

 さあ、1学期も残りわずかです。皆さんには、思いやりと優しさを大切にしながら、岬の風のように爽やかにこの1学期を締めくくって欲しいと思います。
 

R3.5.31 全校集会での話

【全校集会②】 『人の心を動かす力』                     
                                                                          令和3年5月31日
  皆さん、おはようございます。
   先日、ある地域の方とお話をしました。その時に、先日の岬中の運動会の話題が出ました。その方の話では、ある保護者の方が、岬中の運動会を観に行って、とても素晴らしくて感動したと話していたということでした。
   色々と詳しく教えてくれたのですが、
   なによりも素晴らしかったのは、どの競技も種目も、誰一人手を抜くことなく、みんな一生懸命に取り組んでいて、そのことに心打たれた、そういう話をしていたそうです。

   それを聞いて、私は思いました。
   確かに、あの時、皆さんは、自分が得意なことであろうが苦手なことであろうが、最後まで一生懸命、走ったり、投げたり、跳んだり、引っ張ったり、それから踊ったりしていました。そして、大きな声で応援もしていました。その姿が、観ている人を感動させた。
  つまり、皆さん一人一人には、周りの人の心を動かす力、周りの人を元気づける力があるんだ、ということです。
  それは、運動会に限ったことではなくて、他のことだってみんなそうだと思います。それから、うまくいこうが失敗しようが、勝とうが負けようが、そんなことも関係ありません。あなたが、一生懸命何かに頑張ることで、その姿に心を動かされ、「私も頑張ってみよう」と思う人が必ずいるのです。
  だから、皆さん一人一人は、実は、人の心を動かすことのできる、限りなく大きな力をもっているのだと思います。

   確かに、ニュースやテレビでは、スポーツや芸能といった輝く舞台で活躍する人が取り上げられ、私たちはそれを観て、感動したり、元気づけられたりしています。私も大谷選手がホームランを打つたびに 「やった!」と喜んでいる一人です。
   でも、実は、皆さん一人一人だって、何かに一生懸命取り組むことで、大谷選手と同じように、誰かを感動させ、誰かの心に爽やかな風を吹かせることができるのです。この前の運動会が、まさにそうだったのです。

   人の心を動かすことのできる人生って、素晴らしいと思いませんか。でも、それは、「誰もできないようなすごいことを成し遂げる」ということではなくて、「今、目の前のことに一生懸命頑張る」ことで十分実現できるんだということに、今回の運動会で皆さんが気づかせてくれました。

  是非、皆さんが、今回の運動会をとおして、これからの自分の生き方について考えを深めてくれるといいなと思っています。
 

R3.5.14 運動会 挨拶

【運動会 開会式 挨拶】

令和3年5月14日

おはようございます。

皆さん、今日まで準備に練習に、本当によく頑張ってきました。先生方も今日は朝早くから頑張りました。

ここまでの頑張りの成果を、今日は思う存分、発揮しましょう。

 予行の時に、運動会の参加の仕方はいくつもある、という話しをしました。競技・応援、そして係の活動。どれも大切な参加の仕方です。

 だから、この3つとも一生懸命、頑張りましょう。

 一生懸命、頑張っている人は、結果がどうであっても、必ず輝いています。

岬中学校の運動会は、みんなが主役。一人一人が、この運動会の様々な場面で、一生懸命頑張ることで、輝いて欲しいと思います。

 

 

【運動会閉会式 挨拶】

団長・副団長さんは立ってください。応援団長・副団長さんも立ってください。

 今日まで、皆さんの先頭に立って団をまとめるために、重圧もあったと思いますが、リーダーとして本当によく頑張ってくれました。みんなで、拍手してその努力を讃えましょう。

今、各団のリーダーの皆さんを紹介しましたが、そのリーダーを支えたのもまた、団員の皆さん一人ひとりの頑張りだと思います。だから、皆さん一人一人は、お互いがお互いを支え合う大切な存在なんだと思います。今日は、そのことに改めて気づくことのできた素晴らしい一日になりました。

この運動会を機会に、みんなで協力し支え合うことのできる岬中学校を、みんなの手でつくり上げていきましょう。

そうすれば、今日のスローガンのように、岬の風はきっと追い風となって、一生懸命頑張る、皆さんの背中を押していってくれると思います。今日の皆さんは、本当にみんな輝いていました。よく頑張りました。

 

最後に、本日、お越しくださいました、保護者の皆様、ありがとうございました。運動会は、楽しい思いも悔しい思いもする、嬉しいこともあれば、辛いこともある、大切な経験の場です。お家に帰った時、お子様に今日の経験を人としての成長につなげる一言をかけてあげていただければ幸いです。

 

R3.4.30 全校集会での話 

【全校集会 ①】 『GWを前に』                    

令和3年4月30日

 

皆さん、おはようございます。

 新年度が始まって1ヵ月が経ちました。1年生の皆さんは、少しは中学校生活に慣れましたか?ちょうど疲れが溜まって来たところだと思いますので、ゴールデンウィークは心と体をリフレッシュさせてください。

2・3年生の皆さんも、この1ヵ月は、色々と忙しかったと思います。入学式の準備や春の大会、テストもありました。上級生になると、責任も重くなります。この1ヵ月、体力的にも精神的にも「結構大変だったな」と思える人は、上級生としての責任をしっかりと果たしながら学校生活を過ごせた人です。そして、誰かの役に立つことができた人です。だから、そういう自分に自信と誇りをもって下さい。素晴らしいことです。

 

さて、来月の14日には運動会があります。今年も、昨年同様に内容と時間を縮減しての開催となりますが、それでも去年は大変盛り上がった素晴らしい運動会でした。そう思いませんか?その大きな要因は、やはり3年生の素晴らしい取り組みにあったと思います。一番、立派だったと思うのは、最上級生だからと言って自分たちが目立てればいい、自分たちが楽しければいいというような態度が全くなかったということです。みんなが楽しく運動会に参加できるように、練習の時から下級生の面倒をとてもよく見てくれていました。応援合戦や競技も仲間と協力しながら、お互い助け合って取り組んでいました。

是非、今年の3年生も、自分だけ自分たちだけではなくて、みんなが楽しくハッピーな運動会になるように、ということを意識して取組んで欲しいと思います。

そして、もう一つ。新型コロナウィルス感染症に感染しないように予防に努めてください。何度も言いますが、コロナ禍に打ち克つには、みんなで協力し支え合うしか方法はありません。それは決して難しいことではなくて、マスクの着用、石鹸での手洗いや消毒、熱があったら休む、という基本的な予防策を、みんなが協力してしっかりと心掛けるということです。何か事情があるわけでもないのに、マスクは嫌だからしない、手洗いは面倒だからしない、ということを誰かがしていてはいつまで経ってもコロナ禍は終わらず、結局、運動会も修学旅行も安心してできるようにはなりません。

自分勝手な考え方をしないことが、結局、自分たちを守ることにつながるということを忘れないで欲しいと思います。

 

ただ、それでも感染してしまう場合はあります。感染防止に100%がない以上、それは仕方のないことです。一番いけない事は、もし感染してしまうと運動会が中止になってしまうから、熱があるのに黙っていた。体調が悪いのに病院に行かなかった。結果として、たくさんの人に感染させてしまった、というパターンです。これは絶対にいけません。

もし、感染者が出ても、運動会は中止にはなりません。延期になるだけです。そして、それを責める人は誰もいません。岬の風のように爽やかであることが岬中の目標です。爽やかな人は、決して、感染した人を責めたり、中傷したりしません。

ですから、心配せずに、もし、熱があったり、体調が悪かったりしたら、すぐにお医者さんに行ってください。

 

明後日から連休になります。いつも学校に来る途中に思うことですが、きちんと交通ルールを守って自転車に乗っている人が本当に多いです。きちんと自転車を降りて横断歩道を渡る、荷台に荷物を縛る、並進せずに一列で走行する、本当に立派だと思います。

連休中も、くれぐれも交通事故とコロナ感染に気を付けて、過ごしてください。

 

R3.4.27 生徒総会での話

【生徒総会での話『岬の風のように爽やかな岬中を皆さんの手で』

令和3年4月27日

 

 皆さん、こんにちは。1年生のみなさんは、初めての生徒総会になりますね。

今、生徒会長さんが生徒総会について、お話をしてくれましたので、私は、生徒会について、少し話しをします。

生徒会というのは、岬中学校の生徒である、みなさんひとりひとりが全員会員となってつくる組織です。

では、何のためにあるかというと、

学校にはたくさんの生徒の皆さんが、集団で生活しています。だから、いろいろな問題が起こります。誰かにとってはよいことでも、誰かにとっては困ったり、嫌であったりすることもあります。みんなにとって、何が一番、公平で、よりよいことなのかを話し合ってルールをつくり、みんなで役割分担して問題解決に取組んでいく、それが生徒会の役割です。

例えば、今、感染症予防のために、マスクの着用や手洗いが大事ですね。だから、マスクをつけなかったり、手洗いをしなかったりする人がいて感染が広がるとみんなが困ります。そこで生徒会の中の保健委員会という組織が、マスク着用や手洗いを呼びかけたり、石鹸や消毒液がきちんとあるか点検をするという活動をしてくれています。

生徒の皆さんが自分たちの手で、この岬中学校でみんながよりよく生活できるようにするために活動する、これを「自治」といいますが、そのための組織が生徒会なのです。

これから、始まる生徒総会は、生徒会会員が全員集まり、代表のみなさんが、みんなが岬中でハッピーに過ごせるようにこの1年間に取り組んできたことを報告し、そしてこれからの1年間で取り組んでいくことを提案する場です。

一人一人が「自分も岬中をハッピーにしていく生徒会の一員なんだ」と思って参加してください。

そして、岬の風のように爽やかな岬中を、皆さんの手で作り上げていって欲しいと思います。
 

R3.4.7 入学式式辞

【入学式 式辞】

令和3年4月7日

 新年度を前に、先日、太東岬に行って来ました。目の前に広がる大海原と吹き渡る風の清々しさに、これから始まる新しい一年への大きな希望を感じました。

新入生88名の皆さん、御入学おめでとうございます。みなさんの入学を岬中学校の教職員、在校生一同、心からお待ちしていました。

 今、こうして、緊張の中でも、しっかりと前を向く皆さんの真剣な眼差しに、新たな生活へ向かう決意が感じられ、大変感激しています。

 しかし、皆さんの心の中には、勉強のこと、部活動のこと、友達のことなど、新たな学校生活に向け、不安に思っていることもたくさんあるでしょう。

 でも、心配はいりません。なぜなら、皆さんのそばには、皆さんと同じ思いで入学し、それを乗り越えてきた頼れる2年生・3年生がいます。今も、先輩方は、リモート回線で結んだ教室から、テレビ越しに皆さんのことを温かく見守ってくれているはずです。

 それから、皆さんを支えてくれる先生方もいます。三十名の教職員が、皆さん一人一人を大切に思い、皆さんの成長のために全力を尽くします。だから、どうぞ安心して、学校生活を送ってください。

 

 ただ、皆さんに言っておかなければならないこともあります。それは、当たり前のことですが、皆さんは今日から『中学生』であるということです。人としての成長の階段を一つ登ったということです。だから、小学生の時と何もかも同じままではいけません。今まで以上に、自分でできることは自分でするようにしましょう。そして、自分の夢や目標を見つけるために、目の前の一日に全力投球しましょう。もし夢が見つかったら、その実現のために、何が大切かを考え、努力していきましょう。

 

 それから、もう一つ。それは、昨日の始業式で2・3年生にも話したことです。

このコロナ禍の一年で、私たちはいくつかの大切なことに気づかされましたそれは、人を思いやる優しさこそが、大きな力となるということ、そして、協力し支え合い感謝の気持ちをもつことの大切さです。

感染防止に努めることは人への思いやりです。感染した人を差別や中傷から守るのは、人の心の痛みがわかる優しさです。ウィルスと向かい合う医療従事者の皆さんを支えるのは、私たちの感謝の気持ちです。コロナ禍という困難に打ち克つ方法は、みんなで協力し、支え合うことよりほかにありません。

そして、この『思いやりと優しさ』、『協力と支え合い』は、コロナ禍だからということではなく、これからもずっと私たちみんなが、大切にしていかなければならないことだと思います。

ですから、私たち岬中学校の目標は、

人を思いやる優しさをもつこと

みんなで協力し支え合うこと

そして、あの岬の風のように爽やかであること    の3つです。

のことを、心に深く留めておいて欲しいと思います。


 続いて、保護者の皆様に申し上げます。

 本日は、お子様の御入学、誠におめでとうございます。制服に身を包み、立派に成長されたお子様をご覧になり、さぞかしお喜びのことと存じます。

 これからの三年間は、お子様にとって、人生の中で、もっとも難しく、もっとも不安定な時期であります。また、人生の岐路となることもあります。お子様の人としての成長と未来の幸せのために、御家庭や地域と連携・協働しながら、充実した教育活動を進めて参る所存です。どうか温かい御支援・御理解と、特段のお力添えを頂きますよう、お願い申し上げます。

 

 結びに、コロナ禍が一日も早く終息し、今日、入学した皆さんが、何のためらいもなく笑顔をはじけさせ、明るく元気に輝ける日が来ることを信じ、式辞といたします。
 

R3.4.6 始業式での話

【始業式での挨拶】                     

令和3年4月6日

新2・3年生の皆さん、おはようございます。

 春休みに入る前の終業式で、私が皆さんにお願いしたこと、それは、春休みを、ただの休みにせず、『4月からまた一段階、人として成長するぞ』という覚悟をもつための時間として欲しい、ということでした。

 皆さん、今日は、その覚悟をもってきましたか?

3月までのあなたと、今日からのあなたは違います。なぜなら、皆さんは1学年進級したのですから。

このコロナ禍の一年で気づかされた大切な事がありました。それは、人を思いやる優しさこそが、大きな力となるということ。そして、みんなで、協力し支え合うことでしか、コロナ禍という困難に打ち克つことはできないということでした。

 今日から一学年進級した皆さんは、一学年進級した分、さらに人を思いやる優しさと、みんなで協力し支え合うことを大切にして、人として、また一つ成長して欲しいです。

 

 実は、先日、太東岬に行ってきました。大海原を吹き渡る風が、とても爽やかでした。こんな風景に身近なところで出会えるのが、この岬中学校の素晴らしいところでもあります。

 コロナ禍は、まだまだ続きそうですが、そんな中でも、我々岬中学校は、「岬を吹き渡る風のように『爽やか』でありたい」と強く思いました。

 ですから、今年の我々岬中の目標は、

人を思いやる優しさをもつこと

協力し支え合うこと

そして、岬の風のように爽やかであること    です。

この3つを大切にして、去年からの合言葉の『ハッピーな岬中』をつくっていきましょう。

 

思いやりのある人は、微笑みがいつも優しい。

支え合うことの大切さを知っている人は、心がきれい。

岬の風のように爽やかな人は、いじめなんてしません。

今日から、一年間、また頑張りましょう。

 

最後に一つ、

この後、新しいクラスや担任の先生が発表されます。自分の思い通りにならないこともあるかもしれませんが、でも、人生は、思い通りになることの方が少ないものです。そこで、どれだけ頑張れるか。それが大事です。